カンボジアの伝統的な建物高床式住居の魅力

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本日の記事はカンボジアの民家についてご紹介します。

カンボジアの民家は高床式の建築で、これはずっと昔からのアンコール時代から変わっていません。カンボジアは1年中暑い国ですが、高床式の家は風がよく通るので涼しく快適です。床が地面から離れているため、雨季の洪水時でも問題ありません。さらに、森に住むヘビや猛獣からも身を守れる優れた建物なんです。

高床式住居の床下(一階部分)も大切なスペースです。そこでハンモックを吊って昼寝するのも良し。農作業に使う鋤などの農機具や機織り機を置く場所にしても良し。日本では考えられないかもしれませんが牛の住居にもなります。


家の壁はというと、やし砂糖というやしの葉っぱから安価に造られています。資金が豊富にある家庭では壁の材料に木材を使用します。

屋根の材質は数種類あります。ヤシの屋根は安いですが、2、3年で取り換えなけれなりません。トタン屋根は設置が簡単で長持ちしますが、薄いトタンに雨季の雨が降ると雨音がうるさく、昼は熱がこもり家中が非常に暑くなります。一番良いのは瓦葺ですが、田舎の人にとっては高価でなかなか手が出ないんです。

私は高床式住居は素晴らしい建物だと思っていますが、どちらかというと現代風のマイホームを建ててみたいなと思う今日このごろです。

それではまた!

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