カンボジア語の挨拶と礼儀を身に着けよう♪

役立つ情報

皆さんカンボジアの挨拶にどんなイメージをお持ちですか?
日本の挨拶のようにお辞儀?握手?欧米のようにハグ?世界を見渡せば挨拶にも様々な方法がありますよね。本日の記事は、皆さんにカンボジアの挨拶について少し詳しくお伝えします。この記事を読めば、カンボジアの礼儀を身につけられ、現地旅行の際にすんなりとカンボジアの習慣に溶け込めるでしょう。

カンボジアの挨拶について

仏教国のカンボジアは挨拶をするとき、胸の前当たりで合掌し頭を下げます。
また、基本的に初めて会った人と握手やハグをすることはありません。

相手の身分によって手を合わせる高さが違う!

手を合わせる位置の高さ
  1. 胸の高さ: 同年齢や友人
  2. 口の高さ: 上司やより高位(古い形式の挨拶)
  3. 鼻の高さ: 両親、祖父母、先生など
  4. 眉毛までの高さ: 僧侶や王、神聖な物
  5. 5.眉毛よりも高い位置: インドラ神やブラフマー神や仏様
基本的な挨拶の作法
小学校教室に貼られた挨拶の指導ポスター
通常の挨拶
子どもたちが目上の方にする挨拶

①はじめまして チョムリアップスゥォ ជំរាបសួរ
②こんにちは スォスダイ សួស្តី
③お元気ですか? ソックサバーイ? សុខសប្បាយ?
④もうご飯を食べましたか?ニャムバーイハウイ? ញ៉ាំបាយហើយ?


これらはどれも「こんにちは」って感じで使われます。

また知り合いに道端で出会った時は、「タウナー ទៅណា?」、「どこへ行きますか?」
と話しかけたりします。

この言葉の意味は、本当にどこに行くのか聞いていることもあれば、挨拶のように話しかけており、正直行き先は気にしていない場合もあります(笑)

お寺編
・お寺の建物やうちに入る時は靴を脱ぐ
・男性も女性も女性座り
・帽子は脱ぐ

僧侶編
・僧侶への接触が御法度(僧侶がもし女性に触れたら、これまでの修行が水の泡になってしまうと言われているため)

一般編
・カンボジアでは頭は神聖な部位だと考えられているため、他人の頭に触ってはいけない。
・人前で大きな声で話さないんなど。

・誇り高きクメール人
プライドの高い現地の方が多いため、人前で叱ったりするのは逆効果になることも。逆に人前で褒めるとさらに頑張ります。
 
・意外とシャイな方が多い
小学校では自己紹介をする時に恥ずかしくて自分の名前さえ言うことができずに泣いてしまう小学生も結構います。人ぞれぞれ違うので他の国でも同じ事は言えるかもしれませんが。

私がシャイで人見知りだった頃のエピソード

私が18年前に初めて観光ガイドをした時のお話です。
当時の私ははじめてのお客さんの案内ともあり随分と緊張していて、観光バスのエアコンが凄く効いていたにも関わらず私の身体はシャツがビショビショになるほどほど汗だくでした(笑)

お客様からは、
「ガイドさん大丈夫ですか?」、「具合は悪いですか?」と優しいお客さんに心配をかける始末です。
私はとっさに「綺麗なお客様なので緊張しています」と答えました(笑)
当時のシャイな私にしては、精一杯の言い訳(ジョーク)のつもりでしたが、お客様には緊張が伝わっていたのでしょうね。

あれから経験を重ね、今ではガイド歴18年のベテランとなりました。そんな私は日本の方からことわざやダジャレを教えてもらい日々使いこなしています!!

また、お客さんからは日本の「おもてなしの心」や「日本の礼儀」を学び、自分の私生活にも役立てています。

国によって挨拶や習慣は違いますが、カンボジアにご旅行で来られる予定の方はこの記事を読んで、少しでもカンボジアの挨拶、習慣をご理解いただければ、さらにご旅行が楽しくなると思います。

カンボジアにお越しになられる際には是非、私たち現地人に上記で書いたカンボジア語(クメール語)で挨拶してみてください!すると、とびっきりの笑顔が返ってくると思いますよー!

それではまた!

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